五木ひろし、ゴスペラーズら熱唱　震災遺児孤児支援のチャリティー公演

「全音楽界による音楽会」に参加した（左から）湯川れい子さん、谷村新司、コシノジュンコさん、吉村妃鞠さん、林真理子さん、ジョン・健・ヌッツォ、三枝成彰氏
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　東日本大震災のチャリティー公演「全音楽界による音楽会」が11日、東京・サントリーホールで行われた。

　震災で親を亡くした遺児孤児を支援しようと震災翌月の11年4月に初開催され、今年で9回目。ジャンルを超えた24組が出演し、オーケストラの演奏をバックにゴスペラーズがヒット曲「永遠に」を披露、トリで出演した五木ひろし（73）は「契り」を歌い上げ、喝采を浴びた。

　入場無料だが、来場者には1万円以上の寄付金を募り、遺児孤児の支援のため寄付される。発起人の一人で、音楽評論家の湯川れい子さん（86）は「たった一つ、間違いがないことは音楽はなくならないということ。思いの波動を遺児孤児に届けることができて感謝しています」と頭を下げた。