藤井貴彦アナ ウクライナ侵攻で周辺国の役割訴え「間接的なサポートやめてはいけない」

[ 2022年2月25日 17:44 ]

日本テレビの藤井貴彦アナウンサー
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 日本テレビの藤井貴彦アナウンサー(50)が25日、キャスターを務める同局系「news every.」(月~金曜後3・50)に生出演し、ウクライナへの軍事侵攻を進めるロシアのプーチン大統領の思惑に私見を語った。

 ロシア軍は24日にウクライナへの侵攻を開始した。首都キエフや各地の軍事施設をミサイルで空爆したほか、ロシア同盟国のベラルーシ側や、南部のクリミア半島から地上部隊も侵入。米メディアは、ロシア軍がキエフまで約32キロの地点に到達していることを伝えた。ウクライナは同日、ロシアとの国交を断絶し、ゼレンスキー大統領は同日(日本時間25日)、137人の死者が出たことなどを発表した。

 番組では、東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠氏に取材。プーチン大統領の狙いが、弱体化したロシアの復興とし、「強い信念と愛国心があって、そのためにはどんなことでもやる」という小泉氏の見解を伝えた。この言葉に、藤井アナは「強い信念とか愛国心というのは、聞こえはいいですけど、現実に目を向けると多くの方が亡くなっている攻撃が起きている」と指摘。「言葉によって今、起きていることを隠すことはできないと思います」と、神妙な面持ちで語った。

 モスクワ市内の広場では、軍事侵攻に抗議する市民による集会なども開かれた。藤井アナは「ロシア国内から意見を、言葉を上げていくということが大切」と主張。周辺国の果たす役割について、「それを私たちが周りがしっかり後押ししていくことも、間接的な、間接的な、間接的なサポートですけど、やめてはいけないことだと思います」と、言葉を繰り返しながら訴えた。

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2022年2月25日のニュース