小関裕太　2年延期経て主演ミュージカル上演へ意気込み「一段上に上がる作品に」

ミュージカル「四月は君の嘘」をPRする小関裕太
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　ミュージカル「四月は君の嘘」で主演の小関裕太（26）の取材会が25日、大阪市内であり、小関は「音楽の力に元気をもらいながら前向きになれる作品です」とPRした。

　原作は新川直司の同名アニメで、若手音楽家の青春ラブストーリー。テレビアニメ化、実写映画化されているが、ミュージカルとして初の上演。20年7月に上演予定だったが、新型コロナ禍で約2年の延期になった。小関は「当時はショックで絶望した。全エネルギーを投じて向き合ってたんで、喪失感があった。目標を失いました」と落ち込んだそうだ。メインキャスト6人全員が再集結しての再スタートに「一段上に上がる作品にしたい」と意気込んでいる。

　主役の有馬公生役を演じる小関は木村達成（28）とのWキャスト。相手役の宮園かをりを元乃木坂46の生田絵梨花（25）が務める。「魅力ある。歌もすばらしい。宮園かをりの持つ明るさ、パワーは共通してる」と生田との共演を楽しみにしている。

　元々ミュージカルが好きな小関。4年ぶりのミュージカル出演に「自分自身と何度も向き合えるぜいたくな時間。毎回、自分の中で成長していこうという時間です」と気合い十分だ。

　5月7日に東京・有楽町の「日生劇場」でスタートし29日まで。6月4、5日の群馬・高崎の「高崎芸術劇場・大劇場」、同9～12日に愛知・名古屋の「御園座」、同16～18日まで兵庫・西宮の「兵庫県立芸術文化センター　KOBELCO大ホール」、富山「オーバード・ホール」で6月25、26日、福岡「博多座」で7月1～3日に上演の予定。