今村翔吾氏 “夢はかなう”証明 子供や後輩に語り続ける 芥川賞、直木賞贈呈式

[ 2022年2月25日 05:30 ]

芥川賞・直木賞の贈呈式に出席した(左から)直木賞受賞者の米澤穂信氏と今村翔吾氏、芥川賞受賞者の砂川文次氏
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 第166回芥川賞、直木賞の贈呈式が24日、都内で開かれた。芥川賞の砂川文次氏(31)、直木賞の今村翔吾(37)、米澤穂信(43)の両氏が出席した。

 「塞王の楯」で受賞した今村氏は「直木賞を獲ると公言してきて、ついに頂くことができた」と笑顔。30歳の時にダンス講師から小説家に転身。教え子たちに「頑張れば夢はかなう」と言い、その言葉を証明した。「僕自身は光の部分だけ語る男であればいい。きれいごとと言われても“夢はかなう”と子供や後輩に語り続ける男でいたい」と語った。

 また、「黒牢城」の米澤氏はウクライナ情勢を念頭に「この世から戦争がなくなる日は来ないのかもしれない。しかし、全ての戦争が一日でも早く終わることを僕は願います」と語った。

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