フジ解説委員・風間晋氏 ロシア非難決議が国連安保理で採決された場合「中国はどういう意思表示を」

[ 2022年2月25日 11:09 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が25日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアによるウクライナ侵攻について言及した。

 ロシア軍は24日にウクライナに侵攻し、首都キエフや各地の軍事施設をミサイルで空爆した。米国防総省やウクライナ政府によるとロシア軍は3方向から攻撃し、短距離弾道ミサイルなど100発以上を使用。ベラルーシとの北部国境や南部クリミア半島との境界から地上部隊が侵入した。ロイター通信によると、ウクライナ当局者は兵士40人以上が死亡したと述べた。市民にも死傷者が出ている。ウクライナ政府は全土に戒厳令を出している。

 風間氏は、国連安全保障理事会の動きに触れ、「国連安全保障理事会はたしかに無力なんですけれども、今、対ロシアの非難決議というものを強行採決しようとしているんですね。当然、ロシアは拒否権を発動して、それは葬り去られるんですけれども、僕が注目したいのは、採決が行われた場合に、中国はどういう意思表示をするのかっていう、そこなんですね」と言い、「中国が明確に反対するのか、あるいは棄権するのか。賛成はしないと思いますけれども、棄権という形になったとしたら、それは中国からロシアに対しての正式なメッセージとして受け止めるべきだと思うんです」と話した。

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2022年2月25日のニュース