松岡修造氏 平野歩夢の演技に海外メディアが…北京五輪取材で驚いた「五輪史上初めて」の光景

[ 2022年2月25日 22:31 ]

松岡修造氏
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 スポーツキャスターの松岡修造氏(54)が25日放送のテレビ朝日「修造&一茂のイミシン~北京オリンピック名場面SP~」(後8・00)に出演。20日に閉幕した北京五輪を取材し、「五輪史上初めて」と感じたエピソードを披露した。

 テレビ朝日の五輪メインキャスターを務め、現地から熱戦のもようを伝えた松岡氏は、スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で同競技初の日本人金メダリストになった平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)の決勝2回目の得点に言及。「トリプルコーク1440」を含むルーティンを公式戦で初めて完遂しながら91・75点止まりだった2回目の採点は、世界で物議を醸している。

 松岡氏は会場でこのシーンを取材していたそう。平野の2回目の演技に関して、海外メディアの反応に触れ「僕の隣の局が豪州だったんですよ、歩夢さんが2本目終わった時に僕にグータッチしてきたんですよ、『参った』って言って。点数が出た時に僕に謝ったんですよ、『これはおかしい』って」と振り返った。米国の解説者も「『これはありえない』って、ものすごい勢いの言葉を使っていました」という。

 平野が最終3回目に、暫定2位から最終滑走で96・00点をマークし大逆転すると、松岡氏の目の前に驚きの光景が。「自国を応援するのが五輪というイメージがあるんですけど。3本目歩夢さんが終わった時ですよ、全世界の局が歩夢さんに対してガッツポーズ作っている感覚、みんなが喜んだんです!」と明かした。五輪を何度も取材してきた松岡氏は、「このシーンはハッキリ言って五輪史上初めてなんですよ」と強調し、「世界のメディアと交流できるのが(五輪の)一つの良さですよね」と、しみじみ話していた。

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2022年2月25日のニュース