フジテレビ、早期退職者募集を1月末で締め切り　金光社長「若干の穴」も「十分に対応可能」

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　フジテレビの金光修社長が25日、リモートで定例会見を行い、同局が募集した50歳以上の社員が対象となる早期退職希望の状況について言及した。

　金光社長によると、1月末にすでに募集を締め切ったという。「この制度は50代の社員が今後の人生の選択肢を増やすために導入した」と説明。同時に中途採用も行っており、「逆ピラミッド型の人員構成の適正化が図れれば」と狙いを明かした。

　本紙取材では、すでに60人以上の社員が応募したことが明らかになっている。「人が抜けるわけだから若干の穴があることは想定している。それは引き継ぎや他の人で埋めることで十分に対応可能」とした。川島徳之専務取締役も「引き継ぎ作業や外部委託などで、新しい体制になって円滑に業務が進むように調整している。一定の影響はあるかもしれないが、問題なく進められる」と補足した。

　金光社長は「ともに働いてきた仲間が去るのは寂しいことだが、これまでの貢献に深く感謝し、次の人生設計の手伝いができれば」と付け加えた。