松本白鸚　「ラ・マンチャの男」千秋楽も中止　公演関係者コロナ感染で　振り替え公演の予定なし

松本白鸚
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　東宝は24日、公演関係者の新型コロナウイルス感染が確認され、17日から公演を中止していた歌舞伎俳優の松本白鸚（79）主演ミュージカル「ラ・マンチャの男」（東京・日生劇場）を、千秋楽の28日まで中止とすると発表した。

　新たに複数の感染者が判明したため。白鸚は「誠に残念の極み。初日を開けられたこと、自分の中では奇跡に近いと思っております」とした。1969年以来、白鸚が主演し続けてきた作品の最終公演と銘打たれていた。振り替え公演の予定はないという。6日に開幕したが関係者のコロナ感染で8～12日も中止。上演できたのは計7回だった。