永瀬王座が棋王戦挑戦権、10連覇狙う渡辺棋王と5番勝負へ 挑戦者決定戦で郷田九段に勝利

[ 2021年12月21日 19:04 ]

永瀬拓矢王座
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 将棋の第47期棋王戦挑戦者決定戦は21日、東京都渋谷区の将棋会館で第1局を行い、後手の永瀬拓矢王座(29)が郷田真隆九段(50)を114手で破った。予選を無敗で勝ち上がった永瀬は、規定により来年2月開幕の5番勝負出場が決まり、渡辺明棋王(37)=王将、名人含め3冠=と対戦する。

 棋王戦で現在9連覇中の渡辺は来年1月9日に静岡県掛川市で開幕する第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含む4冠=と7番勝負を戦うことが決まっており、2、3月はタイトル戦ダブルヘッダーとなる。

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2021年12月21日のニュース