児童ポルノ輸入容疑で漫画家逮捕 「おしえて!ギャル子ちゃん」連載中の編集部「事態を重く受け止め」

[ 2021年12月21日 14:15 ]

 ドイツから児童の裸などが載った写真集を輸入したとして、関税法違反(禁制品輸入)の疑いで逮捕された漫画家・鈴木健也容疑者(40)による「おしえて!ギャル子ちゃん」を連載している無料コミックポータルサイト「ComicWalker」(運営KADOKAWA)は20日、公式サイトでコメントを発表した。

 愛知県警豊田署が20日までに逮捕。鈴木容疑者の自宅から児童ポルノが掲載された書籍46冊を押収、入手経路などを調べている。名古屋税関は20日、同法違反容疑で名古屋地検岡崎支部に告発した。

 逮捕容疑は昨年9月と同10月の2回、児童ポルノ写真集計6冊をドイツから国際書留で輸入した疑い。署によると「日本では手に入らない海外の児童のヌード写真がどうしても欲しかった」などと供述している。

 「『おしえて!ギャル子ちゃん』著者・鈴木健也先生に関する一連の報道につきまして」と題したコメントは以下の通り。

 弊社Webコミック誌「WebComicアパンダ」にて連載中の『おしえて!ギャル子ちゃん』著者・鈴木健也先生に関する一連の報道につきまして、編集部としましては事態を重く受け止めております。

 弊社連載、刊行作品の今後に関しましては事実関係を確認の上、適切に対処してまいります。

 読者の皆さまならびに関係者の皆さまには多大なご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

 2021年12月20日

 株式会社KADOKAWA MFCコミック編集部

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