サンド伊達 “中年の星”錦鯉にユーモアあふれる祝福「赤身の美味しい部位を沢山食べて」

[ 2021年12月21日 12:09 ]

「サンドウィッチマン」の伊達みきお
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(47)が21日、自身のブログで自らの芸人人生を振り返りつつ、19日の「M-1グランプリ2021」で優勝を飾った「錦鯉」を祝福した。

 伊達は30歳で出た日本テレビ系「エンタの神様」で、ようやく全国に知られるようになった。今でこそ30代でのブレークは遅くないものの、「我々サンドウィッチマンも、世に出た時は遅咲きの苦労人と言われた」と振り返った。07年のM-1で、敗者復活から勝ち上がって優勝。「で、33歳の時。Mー1グランプリ2007の決勝で、初めて全国ネットで漫才。33歳。今だとかなり若いなぁ」と思い返した。

 一方、錦鯉は合計年齢93歳という中年コンビで、長い下積みの末に栄冠をつかんだ。伊達は「今大会優勝した錦鯉の長谷川さんは50歳。渡辺くんは43歳。我々の時は、結成10年までの参加資格でしたが、今は結成15年までになっている。だとしても、これぞ遅咲きって言うんだろうなぁ」としみじみつづった。

 伊達は同じく遅咲き芸人として、人気上昇中のコンビ「TOKYO COOL」の名を挙げつつ、「錦鯉の長谷川さんと同じく、諦めないで頑張り続け、今めちゃくちゃ面白くてネタ番組に引っ張りだこだ。一緒に頑張ってた時は、それぞれ別のコンビだったりピン芸人だったりでしたが、ずっと面白かった」と称賛。「やっぱり、昔からずっと面白い人は時間が掛かっても必ず世に出て来る。逆に言うと、時間が掛かっても世に出て来る人は必ずずっと面白いと言われてる人のみ。タイミングが遅かっただけで、急に面白くなった訳ではない」と持論も記した。

 錦鯉やTOKYO COOLのような、挑戦をやめなかったコンビに、伊達は敬意を惜しまない。「もし、自分達だったらこの年齢になるまで腐らず頑張ってたかな。。いや、きっと随分前にお笑いは辞めてると思う。だから、錦鯉や彼等は凄いんだ。ちゃんと掴んだから。本当に、心から尊敬している」。自分たちに置き換えて2組を称賛した。

 長谷川と渡辺には、「こっから、めちゃくちゃ仕事してめちゃくちゃ稼いで美味しいもん沢山食べて欲しいです」とエール。「もう、年齢的に霜降りステーキやすき焼きや焼き肉は食べられないだろうけど。。赤身の美味しい部位を沢山食べて下さい」と、ユーモアあふれる言葉であらためて祝福した。

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2021年12月21日のニュース