芦田愛菜主演 NHK土曜ドラマ「エンディングカット」制作開始を発表 広末涼子らも出演

[ 2021年12月21日 14:37 ]

主演を務める芦田愛菜(C)NHK
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 NHKは21日、女優の芦田愛菜(17)が主演を務める土曜ドラマ「エンディングカット」(NHK総合 3月19日放送 後9・00~)の制作開始を発表した。

 納棺師の技術を持つ理美容師が、遺族の声に耳を傾けながら故人の髪をカットやカラーなどヘアーセットすることをエンディングカットといい、慌ただしい葬儀の作業に追われる遺族にとって、約2時間のエンディングカットは、故人との最期の別れの時間を生み出す。

 原作は2019年に「FMシアター」で放送し、令和元年度文化庁芸術祭ラジオ部門大賞を受賞。そこで主演を務めた芦田を再び主演に据えて、テレビドラマ化することとなった。

 本作で、芦田が演じる迫田結は海辺の町に住む高校3年生。父の和俊と母の七海は美容師で、夫婦で美容室を経営している。絵を描くのが好きだった結は、美大への進学を目指し画塾に通っている。そして結には1つ気がかりなことがあった。それは最近、和俊の様子がおかしいこと。出張カットの仕事ばかりをやっているのだ。ある日、結は画塾に向かう途中、和俊の姿を目撃。後を追いかけると、たどり着いた先は葬儀場だった。和俊を結が問い詰めると、納棺するご遺体の髪を切る「エンディングカット」という仕事を始めたことを打ち明ける…という展開になっている。

 父・和俊役は佐藤隆太、母・七海役は広末涼子が演じるほか、マイコや鶴見辰吾らも出演する。

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