ミルクボーイ たけしの名ゼリフ「バカヤロー!」に感動「そうやってお客さんと戦ってきたんやな」

[ 2021年12月21日 12:47 ]

「ミルクボーイ」の駒場孝(左)と内海崇
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 お笑いコンビ「ミルクボーイ」が、パーソナリティーを務める20日深夜放送のABCラジオ「ミルクボーイの煩悩の塊」(月曜深夜0・30)に出演。劇団ひとり(44)が監督・脚本を務め、ビートたけし誕生にまつわる物語を描いた映画「浅草キッド」について、内海崇(36)が共感したセリフがあったと明かした。

 相方の駒場孝が「『浅草キッド』見ましたよ」と口にすると、内海は「オレも見た。いい! 柳楽優弥さん、絶妙なたけしさんの演技」と絶賛。たけしの名セリフである「バカヤロー!」について、「“バカヤロー!”ってカッコええなと思ったね。関西ではあんまり言わんやん。東京の、浅草芸人さんの“バカヤロー!”“違うよ、バカヤロー!”みたいな。あれで芸人ってカッコええなって思えたというか、立ち直れるというか、売れてない時でもあれ聞いたら救われるみたいなね」と感想を口にする。

 さらに内海は「(舞台で)小馬鹿にされたみたいなこと、売れてる前やったら誰でもあると思う。そうされてもしゃあないし。ラウンジとかで(ネタを)やらせてもらって、『誰?』とか言われるのは、そりゃそうやん。『待ってました!』みたいにはならんもん」とキッパリ。その上で「そこで『バカヤロー!』って言えへんやん。こっちは『すいません』『そんなんやめてくださいよ』みたいにしてきたわけやん。みんなそれをしてきたけど、たけしさんとか昔の芸人さんは、そうやってお客さんとも戦ってきたんやなと思ったら、かっこええなと思った」と、たけしへの憧れを口にした。

 これに対して駒場は共感しつつ、「でも、今の芸人、全員があれやったら、芸人がマジでおらんようになるやろな」と苦笑い。「『誰やねん、おまえ!』って言われて、『何や、おまえ!』ってケンカしてたら、『出ないでください』ってなって…。また、次のやつが出てきてケンカして…。ホンマにフニャフニャのやつしか残らんやろうな」と見解を述べた。

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2021年12月21日のニュース