多部未華子 女優辞めようとした過去 悩み払拭した朝ドラ撮影での出来事「責任感がより芽生えた」

[ 2021年12月21日 10:30 ]

多部未華子
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 女優の多部未華子(32)が21日放送のフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にVTR出演。インタビューに応じ、かつて女優を辞めようと思っていたことを明かした。

 2009年、NHK朝の連続テレビ小説のヒロインに抜てきされ、大学に通いながら撮影に臨んでいた。「はじめは両立して、月曜と木曜の午前中だけ授業に出て、後は全部撮影とリハーサル。自分が休める時が本当になくなっちゃって。途中からもうギブアップって思って。1回休学して、撮影が終わってから落ち着いて復学して卒業したんです」。

 当時20歳だった多部は「(大学を)辞めるっていう選択肢もあったし、その時ちょうど将来どうするかとか大学の友達とかもだんだん就職活動し始めて。自分はどうしていきたいんだろうって思う時期だった。すごい悩んでた時期でした」と回想。

 「逆に女優を辞めて就職活動しようとかは?」という質問に「全然普通にありました」と一般人に戻ることも考えていたという。

 それでも朝ドラの撮影現場でのある出来事が意識を大きく変えた。「金田明夫さんが、スタッフの方がNG出された時に『大丈夫、大丈夫。俺らは芝居が好きでやってるんだから』って、むしろありがとう、ぐらいのことを言ったんです。それを聞いた時、私は就活どうしようとか別にこの世界で頑張るつもりないしとか、フラフラ思いながらやってるんだろうって恥ずかしくなって。失礼だなって思って。そこからこの仕事に対する責任感がより芽生えました」と振り返った。

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2021年12月21日のニュース