松本潤 映画「99.9」では監督にオヤジギャグを電話で事前打ち合わせも…「恥ずかしいな」と思ったワケ

[ 2021年12月21日 11:13 ]

嵐・松本潤
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 「嵐」の松本潤(38)が、20日深夜放送のTBS系「アカデミーナイトG」(深夜1・38)にVTR出演。30日に公開される主演映画「99.9 刑事専門弁護士―THE MOVIE」(監督木村ひさし)の撮影裏話を語った。

 弁護士・深山を演じる松本は今作について「凄くスピーディーで見やすい映画になってると思います。ジェットコースターのように進んでいくし、あっと言う間の2時間だと思います」とアピールした。また「去年(嵐が)活動休止してからがっつり仕事をするのがこの現場が最初だったんで、仕事始まるなあっていう感じの、いい緊張感を勝手知ったるスタッフの皆さんと迎えられたっていうのが僕にとっては凄くありがたかったですね」とも語った。

 役作りについては、「実際この役に対してはあまりなくて、髪切るとか、あとは現場行って紺色のスーツを着るとそうなるって感じですね。このスーツをむしろ着ないとたぶん役にはなっていない。だから最後メークしてもらって、衣装を着替えて現場に入るってときには割ともう役作り完了です」と説明。「あとは事前に監督だったりプロデューサー陣と(台)本の話とかをしてるんで、あんまり現場でいろんなことが起こらないように先に準備するっていうのは、やってたかな」と振りかえった。

 特に今作で行った準備については、深山はオヤジギャグ好きという設定だけに、「僕、木村監督の連絡先を知らなかったんで。撮影始まって序盤に初めて連絡先を聞いて。連絡先を交換したことによって、オヤジギャグのこととかも相談して」と松本。「例えば、いとこの家でギャグを言うって決まっているときに、そこに何があるかなあっていう中で、じゃあこれをネタにオヤジギャグを考えよう、僕こんなの思いつきましたけど、みたいなのを前日にやり取りしてるって言う感じでした」と明かした。

 だが事前に入念な打ち合わせを行っていたために、「次の日現場に行くとその日撮影するシーンのカット割とかが書かれている本があるんですよ。そこにギャグが全部書かれていて、なんか新鮮味がない感じがちょっと気まずいなあって、恥ずかしいなと思いながらやってました」と苦笑いした。

 映画はTBSで放送された人気ドラマの映画版で、刑事事件専門弁護士が様々な事件に挑む様子を描いた作品。ある日、深山が所属する斑目法律事務所に15年前に起きた「天華村毒物ワイン事件」に関する依頼が舞い込み、村で出会った青年・守(なにわ男子・道枝駿佑)の協力も得ながら、15年前の事件を徹底的に調べることに…。という物語。

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2021年12月21日のニュース