小堺翔太 コロナ感染で受けた誹謗中傷に父・一機が怒りの声「うれしかった」

[ 2021年12月21日 16:15 ]

小堺翔太
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 タレント小堺一機(65)の長男でフリーアナウンサーの小堺翔太(35)が21日、文化放送「くにまるジャパン極」(月~金曜前9・00)にゲスト出演し、新型コロナウイルスに感染した際に受けた誹謗中傷の被害について語った。

 番組からのアンケートで、自身が考える今年の漢字1文字を問われると、「悶」と回答。「コロナでいろんなことが進まなかったこともありますし、私自身がコロナにかかったというのもあったんですけど、その過程で悶絶するような、もだえることが多かった1年だったかなと」と説明した。

 小堺は8月に新型コロナに感染した。「仕事をしていて、仕事終わりって疲れていると思うんですけど、その疲れがいつもと違うなというのがあったんです。非常に体がだるいという1日があって。家に帰ったらちょっとのどが痛くなったり、ちょっと熱っぽいというのがあったんです。翌日すぐ発熱外来に行って、検査をしてみたら陽性の診断が出たという感じです」。その後は自宅療養をし、同月末に復帰した。

 感染がネットニュースになると、SNSを通じて次々に誹謗中傷が届くようになったという。「出た時から、まず『対策をちゃんとしてなかったんじゃないか?』というところに始まって、だんだん『遊んでたんだろう。遊んでたからそうなったんだろう』と誹謗中傷というか。皆さん混乱してるので、そういう声もあるかなとも思ってたんですが、予想以上にSNSとかを使って自分の元に直接届く形でそれが来たので、それがすごくこたえました」と打ち明けた。

 感染経路は不明。「『分からない』とお伝えすると、『本当に分からないんですか?』というのが次にくるんです。『心当たりはないのか?』と」。病気で心身ともにやられているところでの執拗な追及に、「知りたいというのは分かるんですけど、つつかれると自分の気持ちの中でもこたえる部分がありましたね」と話した。

 SNSからの心なき声に、怒りの声を上げたのは父・一機だったという。「SNSでそういうのが来ていると知った時は、怒ってくれました。『何だこれ?』っていうのはずっと思っていたみたいですね。うれしかったです」。療養中は、「父は見守るという感じでした」といい、「大事にしてくれというところですね。恥ずかしいというのもあるのかもしれないですけど、直接的なことはなかなか言ってこないけど、すごい心配して」と感謝を口にした。

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2021年12月21日のニュース