新海監督 3年ぶり新作「誰も見たことのないに映画になる」 来秋公開「すずめの戸締まり」

[ 2021年12月16日 05:30 ]

手を振る新海誠監督(中央)と応援に駆け付けた森七菜(左)、上白石萌音
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 新海誠監督(48)が15日、都内で3年ぶりの新作アニメーション映画「すずめの戸締まり」(来年秋公開)の製作を発表した。

 17歳の少女・鈴芽が、全国の廃虚にある災いのもととされる扉を閉じながら成長していくロードムービー。新海監督は約2年をかけてオリジナル脚本を書き上げ「映画館に足を運ぶ理由になる映画作りをしたい。誰も見たことのない、力のある映画になる」と自信をうかがわせた。

 会見には「君の名は。」「天気の子」でそれぞれヒロインを務めた上白石萌音(23)と森七菜(20)も出席。一足早くビデオコンテを見た上白石は「骨組みだけで圧倒された。一ファンとして早く見たい」と期待。森も「ゾクゾクして気持ちが動かされた」と興奮気味に話した。

 ≪東京五輪映画 来年6月公開≫「すずめ…」を配給する東宝が、22年のラインアップを発表した。河瀬直美総監督(52)のドキュメンタリー「東京2020オリンピック(仮)」を6月に公開。黒澤明監督の「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロ氏(67)が脚色した英映画「LIVING(仮)」も配給する。

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