橋下徹氏 「情報の書き換えをやったら生涯、公務員ができないくらいの厳罰を」国交省の統計書き換えに

[ 2021年12月16日 10:41 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が16日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。建設業者の受注に関する国の統計調査について、国土交通省がデータ書き換えを都道府県に指示したり、同じ業者の受注を二重計上したりしていた問題について言及した。

 公表結果は2013年度から8年間、実態より過大になっており、国内総生産(GDP)の算出にも影響した可能性がある。会計検査院の指摘を受けて今年4月以降は処理を改めたが、19年以前の調査票は2年間の保管期限が過ぎ廃棄された。岸田文雄首相は15日の衆院予算委員会で「大変遺憾だ。二度とこうしたことが起こらないよう、再発防止に努めなければならない」と強調した。

 橋下氏は「統計はデジタル化しないといけないっていうのは第一になるんですが、日本政府は数字を書き換えたり情報を書き換えたりっていうことに関して甘すぎる」と指摘。そして「森友学園問題についての赤木さんの問題もそうなんですが、公文書改ざんがあった時に安倍政権、当時の麻生大臣、財務省の職員に対する処分が大甘過ぎたんですよ。だから霞が関ではあんな程度なのかって思ってしまう。公務員は皆さん、賢いですからね。情報の書き換えとかこういうことをやった時には、もう生涯、公務員ができないんだくらいの厳罰を科せばなくなると思います」と自らの考えを述べた。

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2021年12月16日のニュース