東国原英夫 熊田曜子と夫の裁判に「家庭内DVが社会問題化…解決策、これにヒントがあるんじゃないかな」

[ 2021年12月16日 15:29 ]

 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(64)が16日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。妻でタレントの熊田曜子(39)を平手で殴ったとして暴行罪に問われた会社経営者の被告(38)の第4回公判が同日、東京地裁(深野英一裁判長)で開かれ、検察側が罰金20万円を求刑し、結審したことについてコメントした。

 検察側は被告について「真摯(しんし)に向き合う態度が見られず、関連のない主張を繰り返し、反省の情が見られない」とし、再犯の可能性もあるとして罰金20万円を求刑。一方、弁護側は一貫して無罪を主張してきた。被告は、7月に検察の取り調べを2回受けた際に、「かなり多く(熊田の)不貞について質問を受けた」と主張。だが「裁判ではそのあたりが十分に審理されておらず、関係がなかったことのように扱われた。そこに疑問を感じてます」と話した。さらに「私はこの不貞を明らかにしたかったのではなく、妻がなぜ嘘をついたのかを客観的に評価してもらいたかった。その点がなかったことが残念です。この裁判を本当にやる意味があったのか、というのが率直な感想」と不満げに話した。

 東国原は「家庭内のDVとかいうのは社会問題化しているので、こういう訴え方もあるんだという、言葉は悪いですけど、お手本にされてDVなんかの解決策、これにヒントがあるんじゃないかな、そういう感想ですね」と話した。

 起訴状などによると、被告は5月18日未明に酒に酔って帰宅した後、口論の末に熊田の顔面を平手で殴った罪に問われている。これまでの公判では事件時に熊田が録音した音声が流され、人が何かを叩くような「パン」という音が1回入っていた。被告はこの音について「平手打ちの音か?」と聞かれ「違います」と否定。音については「右足を踏み込んだ際に、足の裏と床のフローリングが接触した時の音」と主張した。

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2021年12月16日のニュース