野々村友紀子氏 熊田曜子と夫の裁判に「いろんな問題が絡み合ってるのですごく複雑になっている印象」

[ 2021年12月16日 15:32 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 放送作家の野々村友紀子氏(47)が16日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。妻でタレントの熊田曜子(39)を平手で殴ったとして暴行罪に問われた会社経営者の被告(38)の第4回公判が同日、東京地裁(深野英一裁判長)で開かれ、検察側が罰金20万円を求刑し、結審したことについてコメントした。

 検察側は被告について「真摯(しんし)に向き合う態度が見られず、関連のない主張を繰り返し、反省の情が見られない」とし、再犯の可能性もあるとして罰金20万円を求刑。一方、弁護側は一貫して無罪を主張してきた。被告は、7月に検察の取り調べを2回受けた際に、「かなり多く(熊田の)不貞について質問を受けた」と主張。だが「裁判ではそのあたりが十分に審理されておらず、関係がなかったことのように扱われた。そこに疑問を感じてます」と話した。さらに「私はこの不貞を明らかにしたかったのではなく、妻がなぜ嘘をついたのかを客観的に評価してもらいたかった。その点がなかったことが残念です。この裁判を本当にやる意味があったのか、というのが率直な感想」と不満げに話した。

 野々村氏は「女性として音声聞いたら、すごい怖いなって思いますけど、その場にいないからどうしても分かんない、お互いにあったことっていうのが。たぶん(熊田が)“痛い、痛い”って言って、(夫が当たってないなどと)何も言わないっていうのはおかしいなと私も思ったんで、旦那さんの言い分はおかしいと思うし、もしかしたら痛いことはしてるけど、そこまで脳が揺れるほど叩いてないということで反対の主張をしてるのかも知れない」と推察し、「落としどころというか旦那さんの何がゴールなのかなっていうのはちょっと疑問ですね。熊田さんはたぶんもう怖いから逃げ出したいというか、もう旦那さんと縁を切りたいのかなっていうのは分かるんですけども、何かちょっといろんな問題が絡み合ってるのですごく複雑になっているという印象です」と自身の思いを話した。

 起訴状などによると、被告は5月18日未明に酒に酔って帰宅した後、口論の末に熊田の顔面を平手で殴った罪に問われている。これまでの公判では事件時に熊田が録音した音声が流され、人が何かを叩くような「パン」という音が1回入っていた。被告はこの音について「平手打ちの音か?」と聞かれ「違います」と否定。音については「右足を踏み込んだ際に、足の裏と床のフローリングが接触した時の音」と主張した。

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2021年12月16日のニュース