熊田曜子の夫に罰金20万円求刑 夫は「裁判を本当にやる意味があったのか」判決は23日

[ 2021年12月16日 12:45 ]

熊田曜子
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 妻でタレントの熊田曜子(39)を平手で殴ったとして暴行罪に問われた会社経営者の被告(38)の第4回公判が16日、東京地裁(深野英一裁判長)で開かれた。検察側が罰金20万円を求刑し、結審した。判決は23日に言い渡される。

 検察側は被告について「真摯(しんし)に向き合う態度が見られず、関連のない主張を繰り返し、反省の情が見られない」とし、再犯の可能性もあるとして罰金20万円を求刑した。

 一方、弁護側は一貫して無罪を主張してきた。裁判長から「最後に何か言いたいことは」と問われた被告は「まず、家庭内のことでいろんな方々にご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています」と話した。

 一方で、7月に検察の取り調べを2回受けた際に、「かなり多く(熊田の)不貞について質問を受けた」と主張。だが「裁判ではそのあたりが十分に審理されておらず、関係がなかったことのように扱われた。そこに疑問を感じてます」と話した。さらに「私はこの不貞を明らかにしたかったのではなく、妻がなぜ嘘をついたのかを客観的に評価してもらいたかった。その点がなかったことが残念です。この裁判を本当にやる意味があったのか、というのが率直な感想」と不満げに話した。

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2021年12月16日のニュース