古市憲寿氏 アベノマスク配布方針に「備蓄は必要。布より不織布がいい。でも不織布はもっと倉庫必要…」

[ 2021年12月16日 11:07 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が16日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。松野博一官房長官が15日の記者会見で、大量の在庫を抱え、多額の保管費がかかっている「アベノマスク」の有効活用に関し希望する自治体への配布を進める考えを示したことに言及した。

 松野氏は「災害備蓄や地域住民への配布などで活用していただく」と述べた。他の活用策として、介護施設や希望する個人への配布を挙げ「今後も厚生労働省が在庫の解消に向けた取り組みを検討していく」と語った。アベノマスクは新型コロナウイルス対策として安倍政権が介護施設や世帯向けに計約2億8700万枚を調達。今年10月末時点の在庫は約8130万枚で、昨年8月から今年3月にかけての保管費は約6億円に上る。

 古市氏は「昨年の3月だったらみんな欲しがったと思うんですよ。だからマスク不足って今後も起こるはずで備蓄は必要。たしかに布マスクよりも不織布マスクの方がいい。でも不織布マスクは使い捨てなので当然もっとたくさん倉庫が必要なわけじゃないですか。どっちを選ぶかって話なんですけど、笑点とかIPPONグランプリとか大喜利とかでアイディア募集したらいいんじゃないですかな」と提案。

 そして「難しいです、これはやっぱり。あの当時は必要だったけど、今は必要性は薄れているっていうのは本当だと思うので、これをどうするかってすごい難しい問題ですね」と話した。

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2021年12月16日のニュース