加藤浩次 森友決済文書改ざん、突然の裁判終結…国へ説明求める「税金で支払いされるんだから」

[ 2021年12月16日 12:14 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(52)が16日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さんの妻、雅子さんが起こした訴訟で、国が突然、損害賠償責任を受け入れたことに言及した。

 鈴木俊一財務相は決定までの詳しい経緯の説明を避けたが、世論の批判を浴び、政府内で触れることは「タブー」(財務省幹部)の問題を早期に終結させたいという岸田政権の思惑が透ける。「真相が解明されない」との指摘が出ているが、鈴木財務相は「丁寧な対応に努めてきた」と説明した。一方、雅子さんは大阪市内で開いた記者会見で「ふざけるなと思いました。夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、今日もまたうちのめされてしまいました」「真実を知りたいと訴えてきたが、こんな形で終わってしまい、悔しくて仕方がない」と話した。

 加藤は「ご主人がなぜ死んだのかっていう理由がほんとに分かりたい、お金じゃないんだっていう気持ち、僕ほんと分かります」とした上で「お金を払うというんだったら、損害賠償するんだというんだったら、なぜそれが行われたのかって、国が説明しないことには。税金で支払いされるんだから」と自身の思いを話した。

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2021年12月16日のニュース