松尾貴史 肺塞栓症で緊急入院 違和感で自ら運転して病院へ

[ 2021年12月16日 05:30 ]

松尾貴史
Photo By スポニチ

 俳優の松尾貴史(61)が肺塞栓症で緊急入院したことを15日、所属事務所が発表した。今月予定されていた主演舞台「鴎外の怪談」の長野、山形、滋賀各県での公演を中止する。所属事務所によると、松尾は14日夜、肺に違和感を感じ自身で車を運転して病院を受診。検査の結果、肺塞栓症と診断され入院した。現在は血栓を溶かす治療を受けており、「意識はあり、病院で動くこともできている状態」(事務所関係者)という。

 肺塞栓症は、心臓から肺に血液を送る肺動脈に血栓が詰まる病気。肥満や高齢者のほか、体内の水分量低下、飛行機やデスクワークで同じ姿勢を取り続けることなどによりできる血栓が主な原因。急性肺血栓塞栓症の場合は「エコノミークラス症候群」と呼ばれる。

 事務所関係者は「持病もなく本人は特に思い当たる行動もないと話している」と説明。舞台以外の執筆やテレビ、ラジオ収録については調整中で来年1月の仕事復帰を目指す。

続きを表示

2021年12月16日のニュース