トラウデン直美 「奥さまの怒りに共感する部分が本当に多い」赤木さんの妻の“ふざけるな”に

[ 2021年12月16日 09:42 ]

モデルのトラウデン直美
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 モデルでタレントのトラウデン直美(22)が16日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さんの妻、雅子さんが起こした訴訟で、国が突然、損害賠償責任を受け入れたことに言及した。

 鈴木俊一財務相は決定までの詳しい経緯の説明を避けたが、世論の批判を浴び、政府内で触れることは「タブー」(財務省幹部)の問題を早期に終結させたいという岸田政権の思惑が透ける。「真相が解明されない」との指摘が出ているが、鈴木財務相は「丁寧な対応に努めてきた」と説明した。一方、雅子さんは大阪市内で開いた記者会見で「ふざけるなと思いました。夫は国に殺されて、また何度となく殺されてきましたけど、今日もまたうちのめされてしまいました」「真実を知りたいと訴えてきたが、こんな形で終わってしまい、悔しくて仕方がない」と話した。

 トラウデンは「説明が本当に必要だと思いますし、奥さまの怒りっていうのは共感する部分が本当に多いと思います。こういった形で終わらせてしまった国に対して“あっ、こういうやり方してしまうんだ”っていう正直ちょっと残念な気持ちと言いますか、“もしかしたら同じようなことをまだやってるんじゃないの”って思う方ももしかしたらいらっしゃるかも知れないと思う。なので、そういった意味も含めて国側はもっともっと説明をしないといけないと思います」と自身の思いを話した。

 そして「今後の国に対する信頼感につながってくると思うので、国民に対しても、もちろん当事者の奥さまに対しても説明をしっかりしないといけないと思います」と強調した。

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2021年12月16日のニュース