安藤優子氏　著名人の投票呼び掛け動画「すごくいい」「今回が潮目として、変わってくれるのが願い」

ニュースキャスターの安藤優子氏
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　キャスターの安藤優子氏（62）が24日放送のフジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。選挙の投票を呼び掛ける動画について語り、疑問に思っていたことを明かした。

　今月31日に投票日を迎える衆議院議員選挙。16日にはYouTubeチャンネル「VOICE　PROJECT　投票はあなたの声」で、選挙の大切さを語る渡辺謙や小栗旬、菅田将暉ら著名人たちの姿が話題を集め、ツイッター上では「私も賛同します」というハッシュタグがあふれた。

　安藤氏は若者の投票率が低いことに「投票は高齢者の仕事でしょ、俺ら関係ないってずっと来ていて、報道の仕事をしていると、若者の話も聞きますし、普通に街を歩いている人たちに『選挙行きますか？』ってインタビューすると、たいがい返ってくるのが『誰に投票したって同じ』とか、『僕が、私が投票したって変わらない』っていう答えが多数を占めたりする時代がずっと続いた」と指摘。「それって格好悪い話だなと思っていて、せっかく自分たちが投票権を持っていて、それを行使しないことがあたかもクールって構えていることがどれだけ格好悪いことか、というのを常々思ってきたし、言ってきたので、こういう流れができたのはすごくいい」と今回の動画を称賛した。

　そのうえで「今回の衆議院選挙が潮目として、変わってくれるのが願いです」と訴え。「（日本では）一票持っていることのありがたみをあまり感じたことが無いじゃないですか。南アフリカでもカンボジアでも、初めて投票権を持った人たちって、一張羅着て行くんですよ。その時のうれしそうな顔を見ると、私たち、投票権に対して申し訳ないことをしているなと（思う）」とも話した。