米映画撮影中2人死傷事故 5日前にも誤射、安全性への強い懸念あった

[ 2021年10月24日 05:30 ]

誤射事故の起こった、米西部ニューメキシコ州の映画撮影現場(AP)
Photo By AP

 米西部ニューメキシコ州で映画撮影中に俳優アレック・ボールドウィン(63)が小道具の銃を撃ち2人を死傷させた21日の事故で、撮影現場では5日前にも銃の誤射が起き、スタッフが安全性への強い懸念を示していたことが分かった。米紙ロサンゼルス・タイムズが22日、目撃者の話として伝えた。地元当局は関係者を事情聴取し、詳しい状況を捜査している。

 同紙によると、現場では16日にもボールドウィンのスタントマンが使用した小道具の銃から弾のようなものが2発発射された。スタントマンは事前に、弾薬が入っていないことを意味する「コールドガン」だと伝えられていた。スタッフが「非常に危険だ」と責任者側に報告した

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2021年10月24日のニュース