大熊英司アナ 笑顔で踏み出した再出発の第一歩

[ 2020年7月3日 10:00 ]

アシスタント役のブリーフ団としてエガちゃんねるに出演し、江頭2:50からフリーになったら「裸になれ!!」とアドバイスを受ける大熊アナ(右)
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 6月末でテレビ朝日を退社した大熊英司アナウンサー(56)が、人気声優の水樹奈々(40)やナレーター界の第一人者である槇大輔(74)ら“声のプロフェッショナル”が顔を揃える事務所「シグマ・セブン」で再出発をきった。7月1日付で正式所属となった形だ。

 退社については、早期退職制度のことも視野に入れて1年ほど前から検討していた。14年間担当していた週末お昼のANNニュースを今春で卒業することになったこともあり、決断したという。「フリーになって色々バンバンやるという感じではなくて、今後、長く仕事を続けていくために助走を長く取った方が良いのかなと思った。新しいことを早めに始めた形です」。60歳定年まで、あと3年。第二の人生を真剣に考えた結果である。

 ナレーターの世界を探求したいとの思いがあったからこそ踏み出せた。テレビ朝日の朗読劇イベントに参加する中で、日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」などを担当するナレーターの槇から度々アドバイスを受け、その深い技術に感銘を受けた。それもあって「シグマ・セブン」所属を決めた。

 「アナウンサーだと、文字を綺麗に読もうとする。文章の“ここを高く、ここを低く”というような読み方です。文章をしっかり考えて読むと自ずと違うものになる。一流のナレーターの方は基本的な考え方がすごい。目からウロコでした。読むことは誰にでもできて、実は誰にでもできるものではない。読むことの楽しさ、難しさをもっと勉強したいと思ったんです」。禅問答のような難しさもある、それだけ取り組みがいがある世界だ。

 初仕事は“まぶだち”江頭2:50(55)のYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」出演から始まった。1日に江頭の誕生日のサプライズ企画で参加。制作アシスタントの黒覆面に黒タイツの「ブリーフ団」の格好で、ウクレレを弾いてお祝いした。草なぎ剛(45)とユースケ・サンタマリア(49)がレギュラー出演し、18年に終了したテレビ朝日のバラエティー番組「『ぶっ』すま」で大熊は17年間、サブMCを務めており、同番組で数々の伝説を打ち立てた江頭とは切っても切れない間柄。それもあって声がかかり一発目の仕事に選んだ。

 草なぎとユースケによるお祝い動画も江頭に届けられた。ぷっすまの4人が「エガちゃんねる」の一つの画面に収まるサプライズ。ネット上にはファンからの祝福の声も数多く見受けられた。

 大熊を取材中、江頭が何度も何度も「フリーになったんだから脱げ!どんどん脱げ!裸んなれ!」とアドバイスを送り、「なぎスケ!」に出ようとも呼びかけていた。「なぎスケ!」とは草なぎとユースケが動画配信大手の「アマゾンプライムビデオ」で配信している番組だ。近々、顔を揃えるサプライズがあってもおかしくない、と感じられるやり取りだった。

 ぷっすまでは大熊が司会進行を務め、すぐに脱線しそうになるユースケと草なぎを軌道修正する役どころだった。あの、ほのぼのした空気は大熊抜きでは語れない。

 「退社1発目の仕事が江頭さんの誕生日のサプライズだったんで周りに言えなかったんですよ。黒い覆面に黒いタイツ。みんな“こんなことやってんだ”って思うんですかね。笑顔になってくれたらいいんですけど。バラエティーは大好きですよ」。

 ナレーションを極めつつ、バラエティーもやりつつ人生を楽しむ。「ぷっすま」でのニックネームだった“熊の助”そのままに、笑顔で一歩目を踏み出した。(記者コラム)

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