中居正広 退所会見(7)自問自答したことも…「中居、お前何のプロなんだ?」

[ 2020年2月21日 20:15 ]

ジャニー喜多川さんの遺骨をポケットに忍ばせて会見した中居正広(撮影・小海途 良幹)
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 タレントの中居正広(47)が21日、都内で会見を開き、1986年に14歳で所属したジャニーズ事務所を3月末で退所すると発表した。国民的人気アイドルグループ「SMAP」解散から3年、新たなスタートを切る。

《中居に聞く》

 ――ジャニーズ事務所ってどんな場所

 「もちろんアイドル出身というか、僕自身本当に実力があるとかテクニック、力があるとか秀でたものがあるわけではない僕をここまで押し上げてくれたのは会社のおかげ以外何ものでもない。5万人以上の人の前で、歌えないのに歌わせてもらえたのは、運と会社の後押しだけでここまでやってこれたと思います。よく雑誌とかでアーティストさんとか“プロとして”って言うじゃないですか。いつもドキッとするんです。“中居、お前何のプロなんだ”って。プロとして胸を張って言える物はないなあって。ずっとアマチュア感というか、ハッタリでやってきたって感じですね。解散して3年で自分のメッキがはがれてきてるというのも感じますね。今まで会社の力やSMAPのブランドで、自分の努力でここまでやってきたという感じもないので。老舗の会社ですから、ここを出たら、出るっていうのは自分が試されるものなんじゃないかなと思います。それくらい、環境を変えなければいけないと思った3年間だった」

 ――事務所で1番感謝している人は

 「それはもうジャニーさん、生みの親ですから」

 ――先輩、後輩、メンバーへの感謝やコメントは

 「カメラを通すとかじゃなくて直接言えるものじゃないかなと思います」

 ――後悔は

 「解散の時も、よく言われますけど、間違った判断をしてしまうこと、あると思いますし、後悔する決断があってもいいと思うんですよね。今後、後悔なく、間違った選択をしないようにって。後悔があっても飛び込まなきゃいけない瞬間というのは1度や2度あってもいいんじゃないのかなって。そこに足を踏み入れたらどうなるかわからない、そこを踏み入れる勇気、後悔を受け入れるのも必要なんじゃないかと思います」

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