カラテカ矢部「大家さんと僕」初のアニメ化!大家さんが大好きだったNHKで「いつまでも続く5分間に」

[ 2020年2月21日 15:30 ]

アニメ「大家さんと僕」のメインビジュアル
Photo By 提供写真

 2016年から「小説新潮」で連載されたカラテカ・矢部太郎(42)の漫画家デビュー作「大家さんと僕」が初めてアニメ化されることが21日、分かった。3月2~6日、NHK総合で5夜連続(後11・45~11・50)でオンエアされる。

 東京・新宿区の外れの一軒家を舞台に、矢部が1階に住むおばあちゃんの大家さんとのほのぼのとした日常を温かく描いた大ヒット漫画。続編「大家さんと僕 これから」を含むシリーズ累計売上は120万部を突破。18年4月には第22回手塚治虫文化賞短編賞に輝いた。アニメ化オファーが殺到してきた中、今回、大家さんが大好きだったというNHKでついにアニメ化、放送が決まった。

 制作は吉本興業。アニメーション制作は映画「すみっコぐらし」などのファンワークス。声のキャストは「僕」が上川周作、「大家さん」が渡辺菜生子。監督は作田ハズム、脚本は細川徹が手掛けた。第1話「おかえりなさい」、第2話「おひとり暮らし」、第3話「大家さんの部屋」、第4話「ライトとおやき」、第5話「おすそわけ」。

 シンガー・ソングライターの矢野顕子(65)が主題歌「大家さんと僕」を書き下ろし。矢部は「アニメ『大家さんと僕』が皆さまの中でいつまでも続く5分間になったらいいなあと夢見ています。矢野顕子さんの曲は聴いた瞬間に魔法がかかりました。頭を少しぼんやりさせて聴かないと魔法にかかってしまうので、気をつけて聴いています。それでも、またいつのまにか魔法にかかってしまいます」、矢野は「大家さんと漫画の中の矢部さんとわたしと、3人でデパ地下にお出かけしている気持ちで作りました」とコメントしている。

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2020年2月21日のニュース