ソフトB・藤井　先発初白星は暗示されていた?　結婚式で顔に塗られた生クリーム

パ・リーグ   ソフトバンク7ー0ロッテ （ 2023年4月1日    ペイペイD ）

結婚式で恩師のおかやま山陽高・堤監督（左）の顔にクリームを塗る藤井（堤監督提供）
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　【記者フリートーク】プロ初先発で先発初白星を挙げる前の教え子から、“白”い生クリームを顔に塗られた人がいる。おかやま山陽高の恩師・堤尚彦監督（51）だ。昨年12月、藤井は広島県内で挙式。その際に新郎のお世話になった人の代表として登場し、両者の事前打ち合わせのもと抜群の盛り上がりにつなげたのだった。

　「ケーキを食べるだけでは面白くないから事前に“顔に付けて”と言っていて。付けられたら手の上に（ケーキが）取れたので藤井の顔にも塗ってあげた」。律儀な藤井は、恩師に対し自発的にケーキを塗るタイプではないが堤監督はお堅めの雰囲気で進行していた式の空気を変える狙いもあり、あえて仕込んだ。好演出に場内は大きな笑い声が上がった。

　この日は練習試合だったが、藤井の投球結果を伝え聞くと声は弾んだ。「まずは、おめでとう。白星が増えますように」と願っていた。さらなる朗報を故郷・岡山県で待ちわびている。