【甲子園】仙台育英が4強一番乗り 7年ぶり準決勝進出 機動力でリズム 斎藤蓉―古川が盤石リレー

[ 2022年8月18日 10:53 ]

第104回全国高校野球選手権大会・準々決勝   仙台育英6―2愛工大名電 ( 2022年8月18日    甲子園 )

<仙台育英・愛工大名電>2回2死三塁、、仙台育英・尾形は三塁前へのスクイズを決める(撮影・井垣 忠夫)
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 仙台育英(宮城)が投打で愛工大名電(愛知)を圧倒、15年以来7年ぶりとなる4強入りを決めた。

 打線は初回無死三塁から3番・森蔵人(3年)の中犠飛で1点を先制。2回には2死三塁、9番・尾形樹人(2年)のスクイズ、さらに二塁から1番・橋本航河(2年)の中前適時打で2点を加点すると、3回にも機動力を絡めながら適時打、犠飛で2点を追加。リードを5点に広げるなど、序盤から主導権を握った。

 投げては、先発の斎藤蓉(3年)が4回まで無安打投球。5回先頭打者にこの日初めての安打を許したものの後続を退け、5回1安打無失点の好投。6回からマウンドに上がったエース・古川翼(3年)がリードを守り切った。

 ここまで3試合連続の2桁安打で準々決勝まで駆け上がってきた愛工大名電だったが、この日は仙台育英の両投手の前に4併殺を喫するなど打線がリズムに乗れず。6点を追う9回に1点を返したが反撃もここまで。81年以来41年ぶりの4強進出はならなかった。

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