阪神・西純 5回2失点で4勝目 5回最大のピンチに「誠志郎さんのリードが全てかなと」

[ 2022年8月18日 22:59 ]

セ・リーグ   阪神10―2ヤクルト ( 2022年8月18日    神宮 )

<ヤ・神>小林(右)からウイニングボールを渡される西純(撮影・村上 大輔)
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 先発の西純は最大のピンチで、本領を発揮した。4点優勢の5回。先頭の5番・サンタナから4連打を浴び、一気に2点差に迫られた。なおも1死一、三塁。だが、慌てなかった。

 「(坂本)誠志郎さんのリードが全てかなと。今年も(バッテリーを6回)組ませてもらっているので(配球の意図を)理解して投げることができた。あそこは強気にいく場面だったので、それに応えられてよかった」

 打席には前の打席で左翼線への二塁打を浴びていた1番・塩見に対して強気に攻めた。カウント1―2からの4球目の152キロ内角直球で見逃し三振。全球直球勝負で仕留め、雄たけびをあげた。続く山田は152キロの内角直球で右飛。プロ初完投勝利を挙げた5月18日の対戦では本塁打を含む3安打を許した相手に雪辱を果たした。

 これでヤクルト戦は3戦3勝、防御率1・42。矢野監督も「いい感じのボールが多かった。あの回(5回)も2点で粘ってくれたんで」と評価した。6月26日の中日戦以来、約2カ月ぶりの登板で今季4勝目。「(今後も)頑張るだけなので…頑張ります」と意気込んだ。

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2022年8月18日のニュース