【甲子園】高松商・長尾監督「逆転した次の守備でエラーが…このうえない展開だっただけに」

[ 2022年8月18日 14:39 ]

第104回全国高校野球選手権第12日・準々決勝   高松商6―7近江 ( 2022年8月18日    甲子園 )

<近江・高松商>近江に敗れ、引き揚げる高松商ナイン(撮影・藤山 由理)
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 3大会連続22回目出場の高松商(香川)が今春の選抜準優勝で4大会連続16回目出場の近江(滋賀)と対戦し、6―7で惜敗。52年ぶりの4強入りはならなかった。

 2点を追う3回1死一塁から浅野翔吾(3年)の今大会3本目となる中越え2ランで同点。1点を負った5回2死二、三塁からは井桜悠人(3年)の捕手前への適時内野安打で追いついた。2点差を負う7回1死満塁から井桜悠人(3年)渡辺升翔(3年)の連続適時打で同点。さらに2死満塁から久保慶太郎(3年)の押し出し四球で勝ち越した。しかし、再度逆転されて力尽きた。投げては、背番号10の左腕・大室亮満(2年)が6回途中5失点で降板。救援したエース左腕・渡辺和大(3年)も守備の乱れもあり失点した。

 試合後、長尾健司監督は「前回は勝ちに不思議の勝ちありと話しましたが、きょうは負けに不思議の負けなしです」と言い、「逆転してリードした後の次の守備でエラーが続いてしまった。このうえない展開に持ち込めていただけに」と残念そうに試合を振り返り、「選手たちは大きな舞台で懸命にプレーすることができた。今回足りなかったものを感じた2年生が次に生かしてほしい」と話した。

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