【甲子園】大阪桐蔭・西谷監督 春夏連覇の夢断たれ「連覇と言い続けてきたが、達成できずに残念」

[ 2022年8月18日 17:28 ]

第104回全国高校野球選手権第12日・準々決勝   大阪桐蔭4-5下関国際 ( 2022年8月18日    甲子園 )

<大阪桐蔭・下関国際>2番手でマウンドに上がり力投する大阪桐蔭・前田に声を掛ける西谷監督(撮影・椎名 航)
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 春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)は、下関国際に4-5で逆転負けした。

 初回に2点を先制、その後も追い付かれはするものの逆転は許さなかったが、1点リードの土壇場9回にまさかの展開が待っていた。連打と犠打で1死二、三塁のピンチを招くと、4番・賀谷に中前にはじき返されて逆転を許す。反撃を期した直後の攻撃も三者凡退に終わり、まさかの準々決勝敗退となった。

 試合後の会見、西谷監督はふっと息を吐き、「連覇ということを言い続けてきたが、達成できずに残念です」と第一声。「先制点をとって、いい形でいったが、(終盤は)トリプルプレーなどがあってうまくいかなかった」と振り返った。

 この3年は傑出した選手こそいないものの、チーム力で勝ち上がってきた世代だった。西谷監督は「この代は一生懸命やる選手。こういう選手で勝ちたかったが、それができず非常に悲しい思いです」と悔しそうに語った。

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