【甲子園】聖光学院が春夏通じて初の4強 初回5点の猛攻で逆転し10得点 準決勝では仙台育英と対決

[ 2022年8月18日 19:30 ]

第104回全国高校野球選手権大会 準々決勝   聖光学院10―5九州学院 ( 2022年8月18日    甲子園 )

<準々決勝第4試合 聖光学院・九州学院>1回1死二、三塁、聖光学院・三好は左翼線に適時二塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 3年ぶり17回目出場の聖光学院(福島)が7年ぶり9回目出場の九州学院(熊本)と対戦し、10―5で勝利。春夏通じて初の4強入りを果たした。

 打線は0-1と先制を許した初回、先頭安打から1死二、三塁に4番・三好(2年)の左翼線2点適時二塁打で逆転。なおも1死満塁から7番・伊藤(3年)の中犠飛、8番・生田目(3年)の中前適時打、捕逸で3点を加えた。4回には3番・安田(3年)の右前適時打、三好の左中間越え2点適時二塁打、5番・山浅(3年)の右前適時打で4点を奪い、リードを広げた。9-4で迎えた6回には暴投で加点した。

 投げては先発・佐山(3年)が初回に1点、5回に3点、7回に1点を失ったが、完投で逃げ切った。

 聖光学院は08年、10年、14年、16年夏と13年春の8強を超える成績となり、福島県勢としても1971年に準優勝した磐城以来51年ぶりの4強入りとなった。

 続く20日の準決勝では第1試合で仙台育英(宮城)と対戦する。

 九州学院は初回1死二塁から3番・園村(3年)の左中間への適時打で先制。5回には1番・大城戸(2年)の遊撃への適時内野安打、2番・馬場(3年)の中前適時打、園村のニゴロでの3点を返した。7回には9番・瀬井(2年)の右翼越え本塁打で再び5点差としたががそこまで。春夏通じて初、熊本県勢としては6年ぶりの4強はならなかった。

 

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