巨人・桑田コーチ 戸郷責めず「ここにいるのは彼のおかげ」押し出し四球「丁寧に丁寧にいった結果」

[ 2022年8月18日 21:58 ]

セ・リーグ   巨人3―4DeNA ( 2022年8月18日    横浜 )

<D・巨>8回、佐野に勝ち越しソロを浴、ガックリする先発の戸郷(撮影・河野 光希)
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 巨人がDeNAに敵地ハマスタで同一カード3連敗を喫した。借金完済まであと1と迫って迎えた3連戦で借金は4となった。DeNAに同一カード3連敗を喫するのは2020年10月27~29日(横浜)以来2年ぶり。この日、5位・阪神がヤクルトに勝ち連敗を8でストップ。同率の4位となった。

 試合後の桑田真澄投手チーフコーチ(54)との一問一答は以下の通り。

 ――戸郷はよく粘っていた。

 「ブルペンからちょっとバランス悪かったんですけど、回を追うごとに調整して、よくゲームをつくってくれましたよね。そういう意味ではナイスピッチングだったと思います」

 ――6回は申告敬遠のあとに押し出し四球。

 「あそこは長打を打たれたらいけないケースなので、あれはしょうがないなと思います。なのでね。あそこはよく追い越されないで、粘ったと思います」

 ――球数的にもストライクゾーンで勝負できていた。

 「そうですね。調子でいえば悪い調子の中で、よくゲームをつくりながら粘って8回のマウンドに立った」

 ――佐野に2発浴びた。

 「佐野君がうまく打ったと思います。なかなか次何くるかと言っても100%打てるわけじゃないのでね。佐野君がナイスバッティングをしたという解釈をしていますけどね」

 ――1人で投げきるぐらいの気持ちを感じる。

 「ジャイアンツがここにいるのは彼のおかげ。投手陣は特に彼が引っ張ってきてくれて、彼がクオリティースタートを続けて、完投もしてくれたおかげで今があると思っている。今日も調子が悪い中であそこまで投げてくれて、本当に頼もしいピッチャーに成長してきたなと思います」

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