【甲子園】九州学院・村上慶 無安打で敗退に号泣「申し訳ない」 今後は「上の世界で勝負を」

[ 2022年8月18日 20:03 ]

第104回全国高校野球選手権大会 準々決勝   九州学院5―10聖光学院 ( 2022年8月18日    甲子園 )

<聖光学院・九州学院>涙ながらに甲子園を去る九州学院・村上慶(撮影・岸 良祐)
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 両軍合わせて23安打の打撃戦は、聖光学院の集中打が上回った。

 九州学院は1点リードで迎えた初回の守備で5失点、4回にも4失点し、序盤から苦しい展開に。10安打5得点と打線が粘りを見せるも、春夏通じて初の4強はならずも、平井誠也監督は「選手はよく頑張った。最後まで諦めず食らいついていったところが成長」と選手をねぎらった。

 ヤクルト・村上の弟・慶太(3年)は「4番・一塁」で出場し、4打数無安打。二ゴロ、二ゴロ、二ゴロ、一ゴロと打球が上がらなかった。試合後は号泣し「本当に悔しい気持ちでいっぱいです。チャンスの場面で一本も打てず申し訳ない気持ち。この経験を生かして次のステージで頑張りたい」と語った。

 高校通算6本塁打ながらポテンシャルを評価される1メートル90、94キロの体躯(たいく)を備える左のスラッガー。注目の進路については「今後、決めていこうと思います」と慎重な姿勢を示し、「上の世界で勝負していこうと思っているので日本を代表できるバッターになりたいです」とさらなる成長を誓った。

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