DeNA「最高です!」佐野2発でハマスタ14連勝!15号同点ソロ&16号V弾 巨人に2年ぶり3連勝

[ 2022年8月18日 21:02 ]

セ・リーグ   DeNA4―3巨人 ( 2022年8月18日    横浜 )

<D・巨>試合に勝利し、喜び合う佐野(中央、右)らDeNAナイン(撮影・河野 光希)
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 DeNAが逆転勝ちし、巨人に2年ぶりとなる同一カード3連勝を決めた。佐野恵太外野手(27)が1点を追う4回に15号ソロ、同点の8回に16号勝ち越しソロを放ち、球団記録を更新中の本拠地・横浜での連勝を14に伸ばした。

 試合後、14連勝を決めた本拠地・横浜スタジアムでのヒロ―インタビューで気分を聞かれた佐野は、一呼吸おいて「最高です!」と一言。そして、チームの雰囲気についても「最高です!」と笑顔を見せた。三浦監督も「頼りになるキャプテンです」と最敬礼だった。

 同点の8回だった。4回に続き先頭の3番・佐野が置いて先発・戸郷の94球目のスライダーを強振。打った瞬間、本塁打を確信した佐野は大きくガッツポーズ。打球は右翼スタンド上段に突き刺さった。勝ち越しの16号ソロにベンチの三浦監督も笑顔でこの日2発の佐野を出迎えた。

 相手先発・戸郷の適時打で先制を許した直後の4回先頭。佐野は戸郷の外角低めの149キロ直球を右中間スタンドにうまく運んだ。すぐさま同点に追いつく15号ソロ。ベンチの祝福に笑顔がはじけた。

 5回に先発ロメロがポランコに右前2点適時打を許し、2点を追う6回。桑原、楠本が連打でチャンスをつくると、佐野が二ゴロに倒れた後、4番・牧が戸郷の5球目スライダーをはじき返し中越え適時二塁打で1点差に詰め寄った。二塁上でガッツポーズを見せた牧。13連勝中の本拠地・横浜スタジアムのボルテージが高まる中、宮崎は申告敬遠で1死満塁。続くソトが押し出し四球を選び同点に追いついた。その後、柴田が二飛に倒れ、代打にオースティン。期待が高まったが、強烈な三塁ライナーに終わった。

 ロメロは5回85球を投げ3失点。その後、中川、エスコバーが6、7回をそれぞれ無失点。8回には4番手・伊勢が中田、ポランコ、岡本和を3者連続三振に斬る圧巻の投球を見せた。そして9回は守護神・山崎が締めた。巨人に3連勝するのは2020年10月27~29日(横浜)以来2年ぶり。

 この勝利でDeNAが横浜スタジアムでは1分けをはさみ14連勝となり、本拠地での球団連勝記録をさらに伸ばした。現12球団で、本拠地13連勝以上を記録したのは19連勝のソフトバンク、広島を筆頭に7球団目。19日からの広島3連戦も横浜スタジアム。記録更新に期待がかかる。

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