【甲子園】大阪桐蔭・松尾は涙「自分たちの代が終わってしまったと実感して悔しく思います」

第104回全国高校野球選手権　準々決勝   下関国際5―4大阪桐蔭 （ 2022年8月18日    甲子園 ）

＜大阪桐蔭・下関国際＞試合終了後、大阪桐蔭・前田（手前）に声をかける松尾（撮影・坂田　高浩）
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　逆転負けでの準々決勝敗退となった大阪桐蔭。今秋ドラフト候補にも挙がる松尾汐恩（3年）は試合後の会見で涙ながらに悔しさを口にした。

　「ああいう形で負けてしまって、自分たちの代が終わってしまったと実感して悔しく思います。前田は来年もエースとして放ってくれると思うので。前田が投げて打たれてしまったんですけど、それも全部自分の責任」

　今大会は聖望学園との2回戦で4安打5打点と強打の捕手として存在感を発揮し、この日も初回に先制の二塁打と好守でチームをけん引。「下級生たちには自分らの悔しい思いを晴らしてもらったら」と後輩たちに思いを託した。

　プロ志望届の提出については「これからそこは考えていく」と話し、「走攻守3拍子揃ったユーティリティープレーヤーになれたら」と目標を掲げた。