中日・松葉　6回1失点でビジター初勝利“自分らしさ”取り戻してゴロアウトの山

セ・リーグ   中日6―1広島 （ 2022年8月18日    マツダ ）

＜広・中＞6回、マクブルームを内野ゴロに抑えガッツポーズする松葉（撮影・岡田　丈靖）　　　
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　中日の先発・松葉が6回5安打1失点の好投で今季5勝目を挙げ、チームの連敗を2で止めた。

　前回11日の巨人戦では制球に苦しみ、6回途中5失点。今季最多の4四球と乱れて黒星を喫した。この日は反省を生かし、立ち上がりからテンポよくストライクを投げ込んだ。初回に味方打線が3点を先制すると、緩急自在の投球はさらに鋭さを増す。終わってみれば18個のアウトのうち、2併殺を含めて13のアウトをゴロで奪った。

　「もう一度、自分の持ち味はなんだろうと考えた。ストライク先行でどんどん勝負していくのが自分のスタイル。それをしっかりやろうという気持ちだけだった。全体的にどのボールもしっかり操れた。木下の配球にも応えられた」

　バンテリンドーム以外でも今季初勝利となり「ビジターでもこうやって良い投球をして勝てるんだというところを見せていかないといけない。これを継続していきたい」とさらなる飛躍を誓った。