神走塁の阪神・熊谷「心臓がバクバクしていた。走れて良かった」 プロ入り初のお立ち台

[ 2022年6月11日 23:04 ]

交流戦   阪神3-2オリックス ( 2022年6月11日    京セラD )

<オ・神>11回、二盗を決め悪送球の間に本塁を狙い、ヘッドスライディングで生還し喜ぶ熊谷(右は伏見)(撮影・椎名 航)
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 神走塁でチームを救った。プロ入り後初のお立ち台に上がった熊谷は、しびれる試合展開を振り返った。

 「心臓がバクバクしていました。けど(佐藤)輝が必死に出てくれたのでなんとか仕事をしようと考えていた。走れて良かった」

 2ボールから盗塁。「走るしかないと思った」と迷わずスタートを切り、送球がヘルメットを直撃。ボールがセンターへ転々とする間に本塁を陥れ、貴重な勝ち越しを呼び込んだ。

 ベンチに戻るとチームメートから手荒い祝福を受け「全く覚えていないです。誰になにをされたかも覚えてないくらい興奮していた」と振り返った。

 ここまで守備、走塁での途中出場で起用されることの多い伏兵。この日は大仕事をやってのけた。

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2022年6月11日のニュース