ソフトバンク前日から6人変更 先発・大関が初回打球直撃、満塁ピンチしのいだ直後に野村が先制5号2ラン

[ 2022年6月11日 15:04 ]

交流戦   ソフトバンク―ヤクルト ( 2022年6月11日    ペイペイD )

<ソ・ヤ>初回、2ランを放つ野村勇(撮影・岡田 丈靖)          
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの野村勇内野手(25)が11日、ヤクルト戦(ペイペイD)に「2番・遊撃」で先発。初回に相手先発スアレスから本拠地初アーチとなる先制の5号2ランを放った。

 この日のスタメンで前日に試合に出ていたのは柳田、デスパイネ、グラシアルの3人だけ。大幅に選手を入れ替えて臨んだ一戦は初回から動いた。

 先発の大関が先頭の塩見を三ゴロに打ち取った後、2番・山崎のセンター返しの打球が左足に直撃。打球方向が変わり安打となった。打球が当たった大関はベンチに一度引き揚げるもすぐにマウンドに戻ってきた。試合再開後、山田、村上に連続四球を与え左足の状態が心配されたが続くオスナを投ゴロ、浜田を二ゴロに打ち取り大きなピンチを無失点でしのいだ。

 大関の奮闘に打線が応えた。先頭の周東が左前打で出塁すると2番・野村がスアレスの2球目外角高めストレートをフルスイング。打球はバックスクリーンに吸い込まれた。藤本監督の起用に第1打席で応えるスタメン出場した5月26日DeNA戦以来、14試合ぶりの5号2ラン。最高の笑顔でダイヤモンドを駆け抜けた。

 「久しぶりの打席だったので、とにかくファーストストライクを思い切ってスイングしようと打席に入り、完璧に捉えることができました。最高の形で先制点を取ることができて良かったです。byちゅんちゅん」

 野村勇は兵庫県神戸市出身で、実家ではシロブンチョウの「ちゅんちゅん」を飼育中。しっかりとコメントの中で愛鳥の名前をPRした。

 この日は恒例イベントの「タカガールデー」。ピンク一色に染まった本拠地に強打のイサミちゃんが帰ってきた。

【ソフトバンクの11日先発オーダー】
1番・三塁 周東 
2番・遊撃 野村勇 
3番・右翼 柳田 
4番・DH  デスパイネ 
5番・二塁 牧原大 
6番・左翼 グラシアル 
7番・中堅 正木 
8番・一塁 松田 
9番・捕手 渡辺
  投手 大関

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月11日のニュース