中日・立浪監督「流れが悪い」 4戦全勝だった延長戦で今季初黒星 新庄劇場に飲み込まれた

[ 2022年6月11日 05:00 ]

交流戦   中日1-2日本ハム ( 2022年6月10日    札幌D )

<日・中>11回、谷内の打球を捕れなかった岡林(撮影・高橋茂夫)
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 中日は延長11回1死から清宮のニゴロを阿部がトンネルして出塁を許し、2死二塁からロドリゲスが谷内に中越えのサヨナラ打を浴びた。4戦全勝だった今季の延長戦は5度目で初黒星を喫して4連敗。立浪監督は「流れが悪い。最後は外野が前進していたので、あそこまで打たれるとしょうがない。ミスが出たら負けてしまう」と渋い表情だった。

 最後は守備のミスが響いたが敗因は打線。先発のエース大野雄が上沢と投手戦を展開し、9回で今季最多の134球を投げて5安打1失点も、援護は7回の木下の適時三塁打による1点のみ。大野雄は9回を投げきったことについて「体が元気だったのでいっただけです…」。指揮官は「大野雄は本当に9回までよく粘ってくれた。打つ方がもうちょっと頑張ってあげないと」と野手陣に奮起を促した。 (中澤 智晴)

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