佛教大 零敗で3年前の準V超えならず 先発・山本6回1/3を1失点も援護なし 全日本大学野球選手権

[ 2022年6月11日 15:30 ]

全日本大学野球選手権準決勝   佛教大0―5上武大 ( 2022年6月11日    神宮 )

<上武大・佛教大>7回、上武大・島村(左)に本塁打を浴びた佛教大・山本(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 佛教大(京滋大学)は上武大(関甲新学生)に零敗を喫し、19年の準V超えはならなかった。

 今大会3試合目の先発となった右腕の山本奨人(3年=智弁学園)は3回まで無安打投球、6回まで無失点と好投を続けていたが、7回1死から「7番遊撃」の島村大樹(3年=大宮東)に均衡を破られる右越えソロを被弾。6回1/3を1失点と試合はつくったが、救援した今秋ドラフト候補右腕の木村光(4年=奈良大付)が8回にダメ押しの4点を奪われ、勝負は決した。

 正二塁手の田中颯翔(4年=天理)が準々決勝の明大戦、7回の守備で右翼手と激突して左肩を脱臼し欠場。ベンチで声を張り上げた主将のためにも勝利を届けたかったが、13年覇者に完敗。山本は「もっと丁寧に、慎重に投げるというのをこれからもっと意識していきたい。コントロールできれば、ある程度強い相手にも通用することは自信になった。向かっていく気持ちを忘れないようにしたい」と、課題と収穫の両面を挙げた。届きそうで届かなかった頂点獲りは、秋にかなえる。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月11日のニュース