ドラフト会議1か月前に大学・高校生約250人を集め合同練習、来週サンディエゴ開催

[ 2022年6月11日 07:52 ]

 MLBは昨季からアマチュアドラフトの前に、対象選手を集めて「ドラフトコンバイン」を開催している。今季はサンディエゴのペトコパークで6月15日から18日まで、250人以上の選手が参加するとMLB公式サイトが報じた。

 現時点で大学生は137人、高校生は118人。MLB公式サイトでは、独自にドラフト候補トップ200選手のリストを制作しているが、その中の139人が参加、目玉選手はランキング4位アトランタ、メイズ高校のターマー・ジョンソン二塁手、5位のカリフィルニア工科州立大のブルックス・リー遊撃手らだという。選手達は練習で攻守の実技を見せ、身体測定でパワーやスピードといった身体能力を測る。興味深いのはパーソナルブランディングのトレーニングも受けられること。他の選手たちと比べて何を強みとするか、得意な力を見つけていくもの。高校生については試合も行う。

 期間中、MLB球団のGMやスカウト部長と会って面談する機会も設けられる。元メジャーリーガーのトレバー・ホフマン、トーリー・ハンター、元監督のマイク・ソーシアらも参加する。MLBネットワークが16日、17日にTV中継、17日は一般のファンも球場に入る。イベントは去年が初開催で、場所はノースカロライナだった。ドラフトで全体1位指名を受けたヘンリー・デイビス捕手(パイレーツ)も参加していた。今年のドラフトは7月17日から19日、ロサンゼルスで行われる。

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2022年6月11日のニュース