ヤクルト「村神、降臨」球団新シーズン満弾3発目、中継ぎ陣6月無失点、前年日本一球団がセ史上初V

[ 2022年6月11日 18:08 ]

交流戦   ヤクルト7―4ソフトバンク ( 2022年6月11日    ペイペイD )

<ソ・ヤ>交流戦の優勝を決め、ファンに手を振る村上(撮影・中村 達也)
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 ヤクルトが11日、2018年以来2度目の交流戦優勝を決めた。セ・リーグチームの複数回優勝は巨人(12、14年)に並んで2チーム目となった。

 【史上初】過去、セ・リーグで前年日本一のチームが翌年の交流戦を制するのは史上初。

 【完全優勝】ソフトバンクに連勝し18試合制となった15年以降では初の完全Vとなる。交流戦史上でも09、11年のソフトバンクに次ぐ2球団目、3度目でセ・リーグ初の快挙。

 【球団新】9カード連続勝ち越しを決めシーズン球団記録を更新。また、村上が5月6、7日の巨人戦で2戦連発して以来、今季3本目の満塁打を放ち球団新記録をつくった。優勝決定後には「完全優勝」「グランドスラム」とともに「村神」がトレンド入り。「やっぱ村神様よ」「村神、降臨」「村神のグラスラしびれました」「村神サマ」「さすが村神 九州の空気はそんなにうまいか」など脱帽コメントが寄せられた。

 【6月無失点】打線のしぶとさや、村上、山田、塩見らの本塁打が注目を浴びるが、絶対守護神マクガフを中心とした中継ぎ陣は6月に入ってから1度も失点していない。高津監督も優勝監督インタビューで「交流戦を通じてリリーフ陣の頑張り、先発から最後のマクガフまでどうやってつなぐかというところが本当によくできたと思っています。リリーフみんながMVPだと思っています」と称えていた。

 【セ球団ワンツーなら史上初】ヤクルトの優勝は決まったが、2位もセ・リーグ球団が入れば史上初のセ界ワン・ツーとなるがどうか。

◆過去の交流戦優勝(勝率1位)チームと回数◆

1位 ソフトバンク 8回
(2008、09,11、13、15、16、17、19年)
2位 ロッテ    2回(05、06年)
   巨人       (12、14年)
   オリックス    (10、21年)
   ヤクルト     (18、22年)
6位 日本ハム   1回(07年)
※2020年は新型コロナウイルスの影響で中止。
 

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