メッツ加藤豪将 エンゼルスタジアム登場 「試合に出られればポジションはどこでも」

[ 2022年6月11日 09:55 ]

<エンゼルス・メッツ>チームに帯同してエンゼルスタジアムに姿を見せたメッツ・加藤豪将(撮影・篠原岳夫)
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 メッツ傘下3Aシラキュースの加藤豪将内野手(27)が10日(日本時間11日)、エンゼルスとの交流戦でエンゼルスタジアムに元気な姿を見せた。

 コロナ対策のタクシースクワッドとしてチームに同行する加藤は「本拠地から遠い西海岸遠征のみ参加しています」と話す。タクシースクワッド選手はチームに欠員が出ればすぐに昇格できるものの、実戦から遠ざかってしまうため調整が難しい。「ブルペンで投手のボールを見たり、いつでもプレーできるようにできる限りの準備をしています」。試合前には遊撃でノックを受けフリー打撃で汗も流した。

 エンゼルスタジアムはヤンキースにドラフト2巡目指名された直後の13年6月14日以来9年ぶり。遠征で訪れたチームの練習に参加し、当時在籍していたイチローとは同組でフリー打撃をした思い出の地でもある。

 今季はブルージェイズ在籍時の4月27日のレッドソックス戦でメジャー初安打も放ち「メジャーでプレーする自信は持っています」と頼もしい。「試合に出られればポジションはどこでもいい。今はバックアップキャッチャーの練習もしています」と笑った27歳は「今度はピッチャーもやっちゃおうかな」とジョークを飛ばすなど、どこまでも前向きだった。

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