関西ダービー締めた　阪神・藤浪に、野茂氏辛口エール「大谷翔平にもヒケは取らない。もっと活躍して」

交流戦   阪神6－1オリックス （ 2022年6月10日    京セラD ）

＜オ・神＞藤浪（左）からウイニングボールを受け取る青柳（撮影・平嶋　理子）
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　関西ダービー初戦を阪神・藤浪が締めくくった。9回に4番手で登板すると、スタンドから大きな拍手が起こる。応えるように、野口への初球、2球目とこの日最速の158キロを連発し、ボルテージを一気に上げた。

　野口には左前打を許したが、後続を3人で料理。最後は紅林を空振り三振で勝利を決めた。これで1軍復帰後はすべてリリーフで5試合連続無失点。ベンチの信頼も増した。

　だが、現状に満足してはいけない――と辛口のエールを送ったのが日米通算201勝のレジェンド・野茂英雄氏だった。「持っているものはすごい。大谷翔平にもヒケは取らない。こういうところで投げる投手じゃない。もっと活躍してほしい」と力説。大先輩の期待は藤浪にも届いたはずだ。（鈴木　光）