阪神・矢野監督「よし行くぞ!っていうムード、モチベーションになるんで」最下位脱出に逆襲の光明

[ 2022年6月11日 23:06 ]

交流戦   阪神3-2オリックス ( 2022年6月11日    京セラD )

<オ・神>熊谷(右)を迎える矢野監督 (撮影・成瀬 徹)
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 延長11回までもつれ込んだ関西ダービー第2ラウンドを制しセ・リーグ最下位を脱出した阪神・矢野監督は、決勝点をもぎ取った代走・熊谷の攻めの快走や零封リレーしたブルペン陣を称えた。以下は試合後の一問一答。

 ――熊谷が好走でかえってきた
 「年間の中で何回も起こり得るプレーじゃないけど、ああいう選手がああいう挑戦をして、打ってとかそういうことじゃない中で目立ってヒーローになって勝ってくれるっていうのはチームとしてはすごく大事な部分でもある。走ることとか挑戦することとか、そういうことを、ずっと2軍のときから一緒にやっているメンバー。その勇気がああいう形になったと思います」

 ――守備でも最後に素晴らしいプレー
 「最後もなかなかね。体勢的にね。コントロールよくというのは、(打者走者は)足の速い選手やし、簡単なプレーじゃないけど。素晴らしいプレーをしてくれた」

 ――リリーフ陣も奮闘した
 「ピッチャーはずっと頑張ってくれている。最初の1点も島田が捕ったらなアカンし。そういうところではピッチャーは本当に、出るピッチャー、出るピッチャーみんな粘ってくれて。厳しい場面もみんな攻めて行ってくれている。それが一番勝因というか、大きいところ」

 ――セ・リーグの順位が1つ上がった
 「目の前の試合をね。俺らができることって一個一個しか今できるアレないんで。あまり先を計算する立場じゃない。でもその結果がそういうふうにつながっていくっていうのはまた、よし行くぞ!っていうムードとか、チームとしてそういうモチベーションになるんで。そういう良いものはそうやってしていければいいかなと」

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